既存保育所の統合に伴い、新たな保育所を児童センターと併設して計画するプロジェクト。周囲を緑豊かな山で囲まれた穏やかなまちに位置する。

私たちは、以下のことを主軸に、しっかりと守られた安全で安心感のある総合児童センターを提案した。

・光や風が通り抜ける「ニワ」とフレキシブルに使える「ひろま（居室）」による構成

・周囲の山々へ視線が抜けるパスを設け自然を感じる室内空間

・回遊性の高いシンプルなひとつながりのプラン

・全長50メートルの軒下空間で地域の人々を出迎える

中庭に、①大スパンを可能にする構造②採光③換気④眺望の機能を付加したものを「ニワ」とし、屋外の部屋として子どもたちの遊びの場となる。保育所の1階は専用庭とすることで 0・1 歳児も安心して安全に利用で、さらに二層に積層された保育所の「ニワ」は上下階のアクティビティを視覚的につなぐ役割も果たす。

計画地：西日本

構造・規模：木造・2階建て

用途：保育所・児童センター

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備考：

・プロポーザル応募案