昨日は住いの環境デザイン・アワード2018の授賞式でした。授賞式に続いて、作品プレゼンテーションの機会をいただき、審査員の方々や会場のみなさまにご説明させていただきました。
このプロジェクトは竣工までに約2年弱時間を要しましたが、その間のさまざまな検討や試み、プロジェクトを通じて新たに実感したことなどを思い返しながら、10分強のプレゼンテーションにまとめさせていただきました。
優秀賞の4作品のプレゼンテーションもとてもうまくまとめられており、刺激になるものばかりでした。
その後の講評やパネルディスカッション、懇親会では、審査員の方々に直接お話を伺う貴重な時間をいただきました。
入居者同士のコミュニケーションに強制感がない。平面の凹凸が居心地よさにつながっている。入居者同士の関係性が強すぎるものはその地域から浮いてしまうが、うまく解消し、シェアハウスを社会インフラとしている。気負わずに入居できそう。技術的に向上してきた断熱材の性能を活かした意匠。
などといったご意見をいただきました。
庭のあるシェアハウスは居場所の選択性を与え、多様な活動を受止められる中間的な領域を意識したことが、 ここ数年で一般化されてきたシェアハウスに対しての一つの解として提示でき、評価いただけたのではと思います。ありがとうございました。