東海圏で活躍する建築家 Studio velocityの栗原さんと岩月さんがJIA新人賞を受賞されました。それを記念して、ご本人たちのご案内による作品見学会と記念講演会に参加してきました。栗原さんは同じ愛工大の非常勤講師もされています。大学キャンパスの中央にこれだけ開かれた建築があり、学生たちが自主的に運営する施設になっています。もともと4m近いがけ地であったという敷地をなだらかな丘に造成し、その斜面にそって軽やかに舞い降りたような佇まいの建築を計画されていました。 明確に外部とも内部とも分けられないようなあいまいな領域が、学生たちの使い方ひとつでさまざまな場になりそうだなと感じました。居心地のいい居場所のつくり方や考え方などさすがです。