今後ますます重要となる 住宅省エネルギー技術 設計者講習会へ出席してきました

本日は住宅省エネルギー設計講習会を受講してきました。

平成27年に建築物省エネ法が制定され、平成28年4月1日より段階的に施行になります。(非住宅2000㎡以上適合義務。300㎡以上の建築物届出義務。)

これまでの設計でもコストバランスを考慮しつつご要望に応じて省エネルギー性に関する基準(断熱等性能等級4)などを満たす物件はありましたが、これからは設計者によりエネルギー消費量を抑えた優れた建築を求められるようになります。

単純に

省エネ住宅=快適な住空間

となるわけではありません。

窓は熱損失が大きいので省エネの観点からは無い方が有利とされますが、窓が無い空間は決して快適とは言えないわけです。

省エネルギ―技術を理解したうえで、周辺環境や、建築とのかかわりかた、空間構成、将来性、メンテナンスなどさまざまな観点から検討しご提案できたらと考えています。