まちかどにつくる立体街路
2つのボリュームを立体街路でつなぎ、活動を視覚化すると共に、街へと至る一筆書きの経路を作り出す。
閑静な住宅街へと続く生活道路と、交通量の比較的多い主要道路の交差点に位置します。最寄り駅からはやや離れているため、駐車場の整備を求められました。
計画では、以下のことを意識しデザインしています。
・駐車場に設置する柱を極力少なくするため、大スパンが可能な鉄骨造(重量)で計画。
・テナント内部への視認性を高め、利用者の活動が賑わいとしておもてへにじみ出る、開放的なファサードデザイン。
・大通りに面する2・3階テラスに約 4.5m開放可能な窓を設け、屋外階段と一体的に整備し立体的に賑わいを創出する。
・これらの手法により建築が人々の活動を露わにし、建築自体が看板として、商いを地域やひとびとへ伝える契機とする。
・緑化した屋根は、ルーフガーデンやテナントの借景として利用でき、デザインと建物価値を高める。
所在地:愛知県名古屋市 |
構造・規模:鉄骨造・4階建て |
用途:駐車場・店舗・住居 |
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