木木木の卒展

この時期は、様々な大学の卒業制作展が開催されています。あるテーマに絞り、半年から1年という長い期間をかけて取り組んできた成果を、学内外へ発表する場。

週末、木木木(もり)の卒展へ行ってきました。今年の作品はなかなか力作揃いで、予定時間をオーバーしながらさまざまな作品を見せてもらいました。日本画や油画、彫刻などさまざまな作品を展示していますが、やはりデザインの作品が気になります。中でも、プロジェクターから投影されるデジタル映像を光源として、ワイヤーフレームで表現された木々や街並みを、無限軌道装置を使って影絵をつくりウォークスルーする作品に足が止まりました。写真だけでは魅力を十分に伝えることは難しいですが、見いってしまう癖のある作品でした。

そして、キャンパス内に置かれた「風景の倒置法」という作品。曲面のアクリル板に、ミラータイプのカッティングシートを貼ったものが地面に突き刺さっている。ここは私自身の母校なので、見慣れているはずの風景ですが、何かちょっとした違和感を、視界の中に感じさせてきたのがこの作品でした。近づいていくと、また不思議な現象を感じさせてくれます。なんとなくあるような曖昧な境界のような。