ヒダとアイダ

日本漆喰協会 第10回作品賞 受賞, 家庭画報掲載hkt29ss_F8G6836 small

計画地:愛知県  用途:住宅  規模:RC造3階 498.76m2  施工:株式会社 加納工務店  写真:上田宏                      

 3世代家族のための住宅であり、姉妹家族の隣地に新築する計画です。東部丘陵の西端に位置し、起伏の多い緩やかな山襞の残る閑静な住宅街に山襞に沿うよう樹木が茂る豊かな環境です。建築の襞状の壁を山襞に見立て、山襞に包まれ生い茂る木々と暮らす生活を目指しました。高低差のある敷地に対し大きさの異なる「ヒダ」と名付けた壁を縫うように巡らせています。「ヒダ」は保存緑地を挟み込み、空気を含ませ、住処である「アイダ」をつくります。住宅地(街)と残された木々(自然)がせめぎ合うこの地で、都市の中の自然環境と寄り添ってすむために建築と周辺環境のつなぎ方について考えています。

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Print敷地を縫うように巡る「ヒダ」によって多様なシーンに対応できる大小様々な「アイダ」を構成しています。「ヒダ」と「アイダ」を縫うように往来する事で、パブリックからプライベートへと連続的、段階的に移る事のできる空間構成とし、ゲストの来訪等状況に応じてパブリックとプライベートの偏りが変換可能となるような領域を目指し、さまざまなシーンが共存できる空間となっています。断面方向で世代の領域を分け、「ヒダ」に挟まれた外部を介してそれぞれが気配を感じる事が出来、異なるレベルで各庭へアプローチ出来る計画です。

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