人や地域・新しい価値が重奏する場

 

計画地:静岡県  用途:事務所ビル  規模:鉄骨造6階+PH 6,546.53m2

新社屋建設プロジェクトプロポーザルの応募案。以下の基本理念をもとに、働くひとりひとりの「振舞い」と「場所性」を読み解き、これからのワークプレイスの在り方を提案している。

1.多様で変化のある空間を作り込み、「議論」「刺激」「フィードバック」「クリエイト」といった振舞いのきっかけをつくる。

2.接道する3つの前面道路に対し、圧迫感を抑えつつ企業の顔を創出する。

3.場所の持つ記憶を受け継ぎ、社会と接点を持つオフィスをつくる。

4.外と内をつなぐルーフテラスと、内と内をつなぐ吹抜空間により、開かれた社内環境をつくる。

5.地域固有のデザインをモチーフにし、景観と環境へ配慮する。

アプローチ空間は、壁面や什器を用いた展示スペースを持つ北側エントランスと、社員や地元企業、地域住民も気軽に利用できるカフェスペースから構成され、全長約80mのひと続きの大空間。エントランスホールは2層吹抜の開放的な空間で、社員や来訪者を迎え入れる。カフェスペースは敷地の高低差を利用した約5mの天井高で、明るく開放的な雰囲気。オフサイトミーティングや、かしこまらない簡易な商談利用など、さまざまなビジネスシーンに対応。

3階執務スペースには最上階のトップライトから柔らかな自然採光がふりそそぎ、吹抜で縦につながる計画。

 

 

 

 

建築的手法を用いて建物内外の熱負荷低減を図る。日射遮蔽・自然採光・自然換気・屋上緑化などのパッシブデザインを積極的に取り入れ、空調負荷を抑えるとともに、ヒートアイランド現象の緩和を図り、地域の環境にも配慮する建築物を目指す。

断面模型